笑いを科学する―ユーモア・サイエンスへの招待

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788511262
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C1000

目次

笑いの統一理論
1 笑いの文化を探求する(笑いの花咲く国へ―笑いの東西文明論序説;笑いと「純粋経験」;能・狂言と日本の笑い;日本の近代文学と笑い;エスニックジョークは社会の温度計;異文化コミュニケーションにおけるユーモアの役割;特別寄稿 笑いの生物学を試みる)
2 笑いと健康―ユーモアで元気になる!(ユーモアのまなざし―死と生と、癒しの人間関係を支えるもの;笑いの効果―健康医学からのアプローチ;アトピー性皮膚炎における笑いの医学的効果)
3 ユーモア・サイエンスの発進!(笑いとユーモアの心理学;「笑い」のトリオン・モデルと社会的リアリティの構成―「政治バラエティ番組」にみる信頼と不信のネットワーク力学;笑いの脳科学最前線―脳・神経研究にみる笑いとユーモアの社会・身体的基盤;aH(アッハ)を科学する―笑いの総合科学をめざして)

著者等紹介

木村洋二[キムラヨウジ]
1948年八戸市に生まれる。1977年京都大学大学院文学研究科(社会学専攻)博士課程修了。関西大学社会学部教授日本笑い学会副会長ユーモア・サイエンス学会会長関西大学ソシオン研究プロジェクト・ユニット主幹。2009年8月19日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ミサキ

2
評論を勉強するために読んだけど、ほんまに読んでよかった!物事の捉え方が変わったし、笑いの深さも知れた!もっと笑いについて学んでみたいと思った。 千鳥の漫才が細かく解説されていたところがすごく好き(笑)。2015/11/07

なゆみ

2
笑いは良薬ですね。なかでも、エスニックジョークの記述が感心深かった。カンガルーとお酒の話が特に。毎日笑顔の絶えない日々を過ごしていきたいものです。2015/01/22

コービー

0
日本人にユーモアが少ないのは、今までの歴史が関係あるかも。島国のため外国人が移住してくることが少なく、日本人ならではの共通の文化や価値観(恥の文化など)が作られた。そのため、見た目が違う(得体の知れない)人と関わることが少なく、ユーモアを必要とする機会が少なかったのかも。さらに、日本人は仲間(家族や同僚など)と世間(歩行者や店員など)がはっきりわかれているから仲間内と話すときは内輪のジョークが使えるけど、初対面の人と話す時は使えない。だから普遍的なユーモアを言うことに慣れていないのかもしれない。2020/09/18

りーふ

0
面白かった〜! 笑いって身近なのに知らないこといっぱい。 読みやすかった。2018/03/01

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