目次
第1部 コモンズ論の批判的検討(コモンズの喜劇―人類学がコモンズ論に果たした役割;林政学的コモンズ論の源流―入会林野論の100年とその時代背景;地域主義とコモンズ論の位相 ほか)
第2部 コモンズの変遷と現状(近代日本の青年組織による共同造林―埼玉県秩父郡名栗村「甲南智徳会」を事例として;「みんなのもの」としての森林の現在―市民と自治体が形づくる「みんな」の領域;所有形態からみた入会林野の現状―長野県北信地域を事例として ほか)
第3部 コモンズ論―過去から未来へ(コモンズ論における市民社会と風土;市民社会論としてのコモンズ論へ;コモンズ論の遺産と展開)
著者等紹介
井上真[イノウエマコト]
東京大学農学部林学科卒業。東京大学大学院農学生命科学研究科教授。農学博士。森林社会学・カリマンタン地域研究専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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