内容説明
グローバリゼーションは、世界を認識し、表現する方法である―。グローバリゼーションが知識生成の方法を変容させる過程と対抗グローバリゼーションの可能性を批判的に検証。
目次
1 パワー(グローバリゼーションのパワー)
2 知識(グローバリゼーションを描く;グローバリゼーションは優勢なパラダイムか?;批判的グローバリゼーション研究)
3 イデオロギー(イデオロギーとグローバリゼーションの課題;グローバリゼーションに対する抗議の「常識的」表象;ミクロの抵抗に着目する)
4 変容の可能性(オルター・グローバリゼーション)
著者等紹介
ミッテルマン,ジェームズ[ミッテルマン,ジェームズ][Mittelman,James H.]
1944年生まれ。ミシガン州立大学卒業後コーネル大学大学院に進み、1971年同大学よりPh.D.(政治学)を取得。現在、ワシントンDCにあるアメリカン大学国際関係学部教授。国際政治学、グローバリゼーション研究専攻
奥田和彦[オクダカズヒコ]
1943年長崎生まれ。トロント大学大学院博士課程修了、Ph.D.(政治学)。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。政治学、比較政治思想史専攻
滝田賢治[タキタケンジ]
1946年横浜生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了(修士)。現在、中央大学法学部教授。国際政治、アメリカ外交専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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