テレビニュースの解剖学―映像時代のメディア・リテラシー

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788510937
  • NDC分類 699.64
  • Cコード C1036

出版社内容情報

 本書では・・・一般に“客観報道”といわれる際に検証される内容的偏り以上に踏み込んで、報道の客観性やそれに近づくための方法を示唆していきます。

内容説明

圧倒的影響力にもかかわらず論じられることの少ないテレビニュース。映像データの録画から内容分析の仕方まで、懇切ていねいに解き明かした、初めての入門書。

目次

第1部 ニュース分析の意味(ニュース・リテラシーと内容分析;内容分析のすすめ―実証することの大切さ;“違い”に注目すると見えてくる―比較研究の必要性と考え方)
第2部 ニュース項目の解剖―内容分析の手法(何をどう調べるか?―調査の目的と設計;データの作り方・まとめ方―統計分析の手法;数値だけでは分からない―ニュースの質的分析の方法)
第3部 ニュース映像の解剖―新しい手法への挑戦(ニュース映像分析の手法―ビデオ編集ソフトを使ってみる;映像を読み解く―映像言語分析の試み)
第4部 ニュースの背景をさぐる(アメリカ・テレビをとりまく環境;海外でのフィールドワークの意義と課題―ブラジル調査の事例を中心に;異なる視点でニュースを見る人たち―送り手のメディアグラフィー調査から)

著者等紹介

小玉美意子[コダマミイコ]
武蔵大学社会学部教授。お茶の水女子大学卒業後、フジテレビ・アナウンサーを経てアメリカ留学。カリフォルニア州立大学修士、お茶の水女子大学博士課程単位取得退学。福島女子短期大学、江戸川大学教授を経て、1995年から現職。民放連放送番組調査会委員、放送番組向上委員会委員などを務める。現在、日本マス・コミュニケーション学会理事、映倫管理委員会副委員長、BSフジ番組審議会副委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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