日本人の“わたし”を求めて―比較文化論のすすめ

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日本人の“わたし”を求めて―比較文化論のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788510777
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C1010

出版社内容情報

解 説
日本人は二つの〈わたし〉をもっている!? 西欧人の確固とした主体構造との違いを、日常の挨拶から庭園、絵画、仏像、武術、宗教まで、具体例を通じてわかりやすく説得的に解き明かし、グローバル化時代を生きる人々のための基本的視座を提供する。

内容説明

日常の挨拶から庭園、絵画、仏像、武術、宗教まで、西欧文化との比較から浮かび上がる日本人の“わたし”を具体例で解明。

目次

第1章 日本文化と西欧文化における視点のありかたの違い―桂離宮の庭園とヴェルサイユ宮殿の庭園
第2章 見ることについて―“わたし”はどこにいるか
第3章 “わたし”は世界の外にでる、“わたし”は世界のなかを動く―ルネサンスの透視画法と日本の伝統的絵画
第4章 日本人の“わたし”のありかた―挨拶と自称詞(対称詞)について
第5章 世界の外にでた“わたし”には世界の内部が見えなくなる―仏像のまなざしについて
第6章 日本の伝統武術における“わたし”の行方―弓術と剣術(オイゲン・ヘリゲル、宮本武蔵、柳生宗矩、沢庵)
第7章 “わたし”のありかたと宗教は対応している―キリスト教と仏教(ケルン大聖堂と浄瑠璃寺)
第8章 神に支えられた“わたし”、自然のなかに溶けこんでいる“わたし”―キリスト教の「神の眼」と日本の「見れば…見ゆ」
補論 デカルトと西田幾多郎(“わたし”は世界の外に確固不動の一点として存在する―デカルト;“わたし”は純粋経験のなかに没している―西田幾多郎)

著者等紹介

新形信和[ニイガタノブカズ]
1940年、熊本市に生まれ、福岡市で育つ。1968年、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、愛知大学国際コミュニケーション学部比較文化学科教授。専門は比較思想、比較文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。