内容説明
情報の消費者・受け手からネット時代の新たなオーディエンスへ。オーディエンス論の系譜を体系的に一望。
目次
1章 今日のオーディエンス
2章 歴史的視座からみたオーディエンス
3章 商品としてのオーディエンスとその積極的活動
4章 原因と結果―変転する諸理論
5章 市民としてのオーディエンス―メディア、政治、デモクラシー
6章 ファンとしてのオーディエンス―アイデンティティ、消費、相互作用性
7章 新しいメディア、新しいオーディエンス、新しい調査研究?
著者等紹介
ロス,カレン[ロス,カレン][Ross,Karen]
英国コベントリー大学マスコミュニケーション研究教授、メディア・アート・パフォーマンス・センター所長。現在の教育内容は、調査法とオーディエンス研究。その他にも複数のプロジェクトに関わり、コミュニケーションと文化における平等の問題や、ジェンダー・ポリティクスなどの研究を行なっている
ナイチンゲール,バージニア[ナイチンゲール,バージニア][Nightingale,Virginia]
オーストラリアのウェスタンシドニー大学コミュニケーション・デザイン・メディア学部准教授、国際メディアコミュニケーション学会(IAMCR)の国際評議員。現在の研究テーマは、カメラ付きケータイの利用、ケータイからアクセスするインターネットサイトによる双方向「コミュニティ」の創出について
児島和人[コジマカズト]
1933年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。元東京大学教授、専修大学教授、NHK主任研究員
高橋利枝[タカハシトシエ]
1964年生まれ。英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカルサイエンス(ロンドン大学)大学院博士課程修了。Ph.D.取得(メディア・コミュニケーション学)。現在、立教大学社会学部メディア社会学科准教授
阿部潔[アベキヨシ]
1964年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。現在、関西学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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