出版社内容情報
【目 次】
Ⅰ エスノメソドロジーのアイデア--実践に学ぶ
第1章 エスノメソドロジーのアイデア
Ⅱ エスノメソドロジーの論理--なぜ実践に着目しなければならないか
第2章 行為を理解するとはどのようなことか
第3章 秩序があるとはどのようなことか
第4章 合理的であるとはどのようなことか
第5章 規範があるとはどのようなことか
Ⅲ エスノメソドロジーの記述--実践の記述に向けて
第6章 会話をする
第7章 会話における実践
第8章 ワークの実践
第9章 実践における理解
小論 EMにおける実践理解の意味とその先にあるもの
日常会話からはじまって、テレビでCMを見る、教室で学ぶ(/教える)、病院で診察を受ける(/診察する)、実験室で科学実験をする、法廷で評決を行うといったさまざまな実践にいたるまで、そこに参加している人たちは、実際に何らかの方法論を用いて、それぞれの実践を行っているはずだ。だったら、その「人びとの方法論」を研究して、実際にその方法論をとおして、さまざまな実践をみてみよう。つまり、エスノメソドロジーとは、それぞれの実践に参加している人びと(メンバー)が使っている「人びとの方法論」の名前であると同時に、それをとおして実践を記述する研究の名前なのです。(「はじめに」より)
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【関連書籍】
『 生によりそう「対話」』 土屋由美著 (定価2310円 2007)
『 グラウンデッド・セオリー・アプローチ 』 才木クレイグヒル滋子著 (定価1890円 2006)
『 フィールドワーク 増訂版 』 佐藤郁哉著 (定価2310円 2006)
内容説明
おしゃべり、授業、TV視聴、科学実験…現場を生みだす日常の「実践の論理」をこまやかに記述するエスノメソドロジー。基本を34のキーワードで学ぶ待望の入門書。「あたりまえ」から学ぶ社会学。
目次
1 エスノメソドロジーのアイデア―実践に学ぶ
2 エスノメソドロジーの論理―なぜ実践に着目しなければならないか(行為を理解するとは、どのようなことか;秩序があるとは、どのようなことか;合理的であるとは、どのようなことか;規範があるとは、どのようなことか)
エスノメソドロジーの記述―実践の記述に向けて(会話をする;会話における実践;ワークの実践;実践における理解)
著者等紹介
前田泰樹[マエダヒロキ]
1971年東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。社会学博士(一橋大学)。東海大学総合教育センター准教授。専門は、コミュニケーション論、医療社会学、理論社会学
水川喜文[ミズカワヨシフミ]
1964年広島県生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学修士(東京都立大学)。北星学園大学社会福祉学部教授。専門は、理論社会学(エスノメソドロジー・会話分析)、質的社会調査(高次脳機能障害、CSCWなど)
岡田光弘[オカダミツヒロ]
1960年千葉県生まれ。筑波大学大学院博士課程、体育科学研究科、単位取得退学。現在、国際基督教大学ほか非常勤講師。専門は、医療コミュニケーション論、ビデオ・エスノグラフィー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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