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出版社内容情報
公共図書館は、そもそも何館あるのか。
47都道府県立が約60館、市区立が2
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さぜん
43
公共図書館に関して色々調べてたけどこの本で新たに知ることがたくさんあって読み応えあり。カーリルというすべての図書館をつなぐサービスに早速登録してみた。自分の住んでいる地域から全国までの図書館で蔵書がわかる。紫波町や幕別町の取り組みも興味深い。図書館で変わる「ソーシャルイノベーション」。いやはや様々なアイデアがてんこ盛り。どの地域でも有効ではないかもしれないが、図書館が果たす役割にもっと注目してもよいのでは。率先して動くリーダーの存在が成否を決める。課題は人材ですなあ。2022/07/30
Moca
34
現在、コロナ禍の影響によって、公共図書館の貸出数が減少していき、利用する人も減少してきている。予算関係で職員の給料が減給し、次から次へと図書館の施設がなくなっていく可能性もある。これからの図書館は、発展技術によって進化していき、AIやIOT等の人工知能ロボットが開発していくのであろう。そして、図書館の興味を持たせるためには、館内にカフェや居酒屋等のテナント店が開かれたり、ストレスケアやコミュニティ、オンラインサービスなどといった図書館サービスに発展していくことを期待する。
takao
2
ふむ2021/12/05
火
1
『市民の図書館』の次に読むと、時代の変わり方に驚く。かつてはタブー的な扱われ方だった、図書館学の知識はおろか図書館にもまともに行ったことがない人々が主導となって出来た図書館が終盤に多数登場するからだ。 本書には未来の図書館研究所が開催するシンポジウムの模様が収録されているが、その登壇者は図書館に縁のなかった人ばかり。そうした人が「こういう図書館だったら使う」という想いを胸に地域の人々や関係各所と綿密に計画を組み上げ、図書館を成功に導く過程は、一般化こそ難しいが、学ぶ面はとても多い。2022/05/12
研修屋:城築学(きづきまなぶ)
0
期限切れでW図書館に返却2022/01/30