内容説明
日本文学は韓国で、どのように翻訳され、出版され、読まれてきたか。日本文学翻訳の歴史と現状を研究と書誌目録などの資料で明らかにする。
目次
1 韓国人にとって日本文学は何であるか(時差と非対称性;日本文学と植民ヘゲモニー;他者としての日本文学;日本文学の復権;1990年以後の日本文学)
2 何が翻訳されたのか(時代別翻訳作家の現況;主要作家の翻訳回数及び出版回数;時代別、作品翻訳の状況;翻訳者の現況)
3 どのように読んだのか(時代別分析;ベストセラー及びロングセラーを中心とする分析;結論)
4 どのように翻訳したのか(「雪国」と日本文学翻訳60年;直訳風表現の様相;訳者注と文化翻訳;結論)
日本文学翻訳64年の書誌目録(散文編;韻文編)
著者等紹介
尹相仁[ユンサンイン]
ソウル大学校人文大学、アジア言語文明学部教授。東京大学博士
朴利鎮[パクイジン]
漢陽大学校非常勤講師。大阪大学博士
韓程善[ハンジョンソン]
漢陽大学校非常勤講師。東京大学博士
姜宇源庸[カンウウォンヨン]
関東大学校助教授。法政大学博士
李漢正[イハンジョン]
祥明大学校専任講師。東京大学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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