私たちの津久井やまゆり園事件―障害者とともに“共生社会”の明日へ

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私たちの津久井やまゆり園事件―障害者とともに“共生社会”の明日へ

  • 堀 利和【編著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 社会評論社(2017/09発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784784524068
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0030

内容説明

2016年7月26日早朝、相模原市の障害者施設で同所の元職員によって46人が殺傷された「津久井やまゆり園事件」が起こった。この衝撃的事件は私たち一人ひとりに何を突きつけたのか。それぞれの生きる場からの多様な発言をとおして、“共生社会”への明日を模索する問題提起の書。

目次

プロローグ 津久井やまゆり園事件と私たちの原点
第1部 重度知的障害者の生きる場をめぐって(被害者も加害者も社会から他者化された存在;障害をもった子どもが家族にいることをなぜ隠すのか;重度知的障害者の生きる場さがしの人間模様―5・27津久井やまゆり園事件を考える相模原集会;地域にこだわり地域に生きる;入所施設は重度知的障害者の生きる場か―日本とスウェーデン)
第2部 措置入院者への警察の関与を問う―治安対策としての精神保健福祉法の改悪(社会がつくる精神障害;措置入院という社会的障壁;精神保健福祉法改正の過程から見える問題点;相模原事件から精神保健福祉法改正まで―抵抗の軌跡;精神科病院からの地域移行―現状と課題)
エピローグ 再び「共生」を問う

著者等紹介

堀利和[ホリトシカズ]
小学校4年生の時、清水小学校から静岡盲学校小学部に転校、東京教育大学附属盲学校高等部、明治学院大学、日本社会事業学校卒。参議院議員二期(社会党、民主党)。立教大学兼任講師。現在、特定非営利活動法人共同連代表。『季刊福祉労働』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ブルーハート

5
例の津久井やまゆり園事件について編者を含めて20名の方々が執筆している。とりわけ、この事件の加害者が措置入院されていたことから、措置入院と精神保健福祉法の問題、今の我国の精神科医療の課題などについて、掘り下げて論じられている。措置入院された当事者からの発言にも章が割かれているのは編者の良識であると思われる。2019/12/24

tu-ta

2
堀さんから直接購入していたのだが、やっと読んだ。 「私たちの津久井やまゆり園事件」というタイトルだが、中身は「それぞれの津久井やまゆり園事件」という感じで、そのままの規模での建て替えを求める元家族会長の尾野さんの話や、検討会での会長の発言なども収録されている。それぞれの主張をちゃんと読めるのはいい。目次は http://www.shahyo.com/mokuroku/gendai_shahyo/politics/ISBN978-4-7845-2406-8.php へ。ここから序文と詳しい目次にもリンク2018/01/07

アーク

2
津久井やまゆり園で起こった、未曾有の障害者連続殺害事件が報道されなくなってからしばらく経つけど、本書に収められた事件の当事者たちの声はあの日で止まっているのが分かる。犯人について綴られている箇所がないのでその心情については分からないけれど、犯人が持っていた差別意識って劣等感を抱えた人間が他者との溝を埋めるための空虚な手段だよな。大小こそあれ差別意識を持たない人間なんていないけれど、差別を減らしていくためのヒントとなりそうな一冊。2017/10/27

good Blue

0
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