説話研究を拓く―説話文学と歴史史料の間に

個数:

説話研究を拓く―説話文学と歴史史料の間に

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 449p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784219674
  • NDC分類 913.37
  • Cコード C3093

内容説明

説話とは何か?まったくの創作でもなく古記録でもない、このつかみどころのない作品たちはなぜ生まれ、いかに編纂され、そして伝えられたのか?日本史学や日本文学、宗教学、文化史学の研究者が一堂に集い、「説話」という文学ジャンルを解明すべく企図された、国際日本文化研究センター共同研究の成果。各分野の研究者たちがそれぞれの研究手法と知見を持ち寄り、説話文学と歴史史料の間を往還しつつ、説話研究に新たな地平を拓く。

目次

第1部 説話と歴史史料(歴史叙述としての説話;文学の側から読んだ公家日記―『明月記』の月 ほか)
第2部 説話の生成(「コノ話ハ蓋シ小右記ニ出シナラン」考―『小右記』と説話との間に;古今著聞集と文体―漢字文の混入と諸相 ほか)
特集 説話の国際性(日本とベトナムの十二支の違い;丁部領王の説話とベトナムのホアルー祭 ほか)
第3部 内在する歴史意識(称徳天皇と道鏡―『古事談』巻一巻頭話考;『長谷寺験記』編纂と下巻三十話の役割 ほか)
第4部 説話の変容(日記と説話文学―円融院大井川御幸の場合;武内宿禰伝承の展開―武内宿禰神格化の様相を中心に ほか)

著者等紹介

倉本一宏[クラモトカズヒロ]
1958年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学。博士(文学、東京大学)。国際日本文化研究センター教授・総合研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。