永観『往生講式』の研究―影印・訓訳 養福寺蔵本『往生講私記』

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 75p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784784218448
  • NDC分類 188.66
  • Cコード C3015

出版社内容情報

講式とは、仏教の教えを分かりやすく説くために法会・講会を行う時の儀式次第である。
鎌倉時代に流行し、やがて民衆教化に大いに力を発揮した。
本書では永観『往生講式』の鎌倉後期から室町初期の写本である、養福寺蔵本『往生講私記』の影印をカラーで掲載。
翻刻・読み下し・現代語訳をつけ、著者による研究論文を付した。

史料篇
養福寺蔵本『往生講私記』
影印/翻刻/読み下し/現代語訳

論文篇
永観『往生講式』における信仰とその思想――新資料『往生講私記』を中心として――
はじめに/講式と絵画/講式の流布/永観の著述/『往生講式』の形成過程/養福寺蔵本『往生講私記』にみられる特色/『往生講式』における念仏往生思想/永観と迦才/まとめ


五十嵐 隆幸[イガラシ タカユキ]
1963年,京都市に生まれる.1993年,龍谷大学大学院文学研究科仏教学博士後期課程単位取得. 1994年,禅林宗学院講師,宗学研究員.2003年,養福寺住職任命.2013年,京都西山短期大学非常勤講師.著書『西山浄土教の基盤と展開』(2010年,思文閣出版)

目次

史料篇―養福寺蔵本『往生講私記』
論文篇―永観『往生講式』における信仰とその思想‐新資料『往生講私記』を中心として(講式と絵画;講式の流布;永観の著述;『往生講式』の形成過程;養福寺蔵本『往生講私記』にみられる特色;『往生講式』における念仏往生思想;永観と迦才;まとめ)

著者等紹介

五十嵐隆幸[イガラシタカユキ]
1963年、京都市に生まれる。1993年、龍谷大学大学院文学研究科仏教学博士後期課程単位取得。1994年、禅林宗学院講師、宗学研究所員。2003年、養福寺住職任命。2013年、京都西山短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。