• ポイントキャンペーン

近代日本のユダヤ論議

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 273,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784218424
  • NDC分類 316.88
  • Cコード C3036

出版社内容情報

【編著者紹介】
宮澤正典[みやざわ・まさのり]
1933年長野県生まれ、1959年同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻修了、2004年同志社女子大学名誉教授。日本イスラエル文化研究会理事、理事長、文化史学会評議員、日本ユダヤ学会理事を歴任。2005年新島研究功績賞受賞。

【内容】
中国の辛亥革命や国内の憲政擁護運動、ロシア革命に米騒動といった、大正期の社会の危機感を背景に、「反ユダヤ論」が興り、それに反駁する言論との間で「ユダヤ論議」が交わされる。
ナチス・ドイツの隆盛と崩壊、中東戦争を経た現在も、日本の「ユダヤ論議」は脈々と続いている。
本書は、大正期から1990年代までの、日本における「ユダヤ論議」をたどる。
特に、昭和戦前期を中心に、日本と上海におけるユダヤ避難民対策についてもその実態を論証。
付録として70頁におよぶ「ユダヤ・イスラエル関係文献目録2005~2015」を収録。

目次
序 章
第一章 「ユダヤ問題」観の展望
第二章 危機意識としての排耶蘇と反猶太
第三章 日本・ユダヤ同祖論
第四章 反ユダヤ主義への傾斜―1930年代の一思考形態―
第五章 昭和前期におけるユダヤ対策
第六章 両大戦間期における知識人の変相―ユダヤ人問題観を軸として―
第七章 昭和前期における新聞のユダヤ観
第八章 日本への避難ユダヤ人と新聞
第九章 神戸におけるユダヤ避難民―1941年4月~9月を中心に―
第十章 上海におけるユダヤ避難民
第十一章 ユダヤ・イスラエル論議―1980年~90年代―

〈コラム〉
1.戦時下の日本とユダヤ人
2.「シンドラーのリスト」めぐって

あとがき
付 ユダヤ・イスラエル関係文献目録(2005―2015)
人名索引

目次

「ユダヤ問題」観の展望
危機意識としての排耶蘇と反猶太
日本・ユダヤ同祖論
反ユダヤ主義への傾斜―一九三〇年代の一思考形態
昭和前期におけるユダヤ対策
両大戦間期における知識人の変相―ユダヤ人問題観を軸として
昭和前期における新聞のユダヤ観
日本への避難ユダヤ人と新聞
神戸におけるユダヤ避難民―一九四一年四月~九月を中心に
上海におけるユダヤ避難民
ユダヤ・イスラエル論議―一九八〇~九〇年代

著者等紹介

宮澤正典[ミヤザワマサノリ]
1933年長野県生まれ、1959年同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻修了、2004年同志社女子大学名誉教授。日本イスラエル文化研究会理事、理事長、文化史学会評議員、日本ユダヤ学会理事を歴任。2005年新島研究功績賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。