水系都市京都―水インフラと都市拡張

個数:

水系都市京都―水インフラと都市拡張

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 290,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784218158
  • NDC分類 216.2
  • Cコード C3021

内容説明

都市経営の重要な要素のひとつが、利水・治水を含めた水の制御である。豊富な地下水により清涼な飲料水を得てきた京都は「山紫水明の地」とたたえられる。しかしその美名とは裏腹に、潅漑・防火用の表流水の欠乏に古来悩まされつづけた都市であった。そして明治二三年に竣工した琵琶湖疏水こそ、この問題を解決し、その都市構造さえ変えてしまう画期的な事業だった。近代京都の都市史を水量・水質・水利権に着目して水インフラという視点から論じるとともに、同一水系に属する伏見が一度は独立市制を志しながら京都市へ合併される顛末を明らかにする。

目次

第1章 防火都市・農業都市の京都(京都・御所用水の近代化;都市経営における琵琶湖疏水の意義;水道インフラ整備)
第2部 大京都への都市拡大と伏見編入(栄光の伏見;大京都市構想と大伏見市構想;伏見市制の挫折と京都市への編入プロセス)
資料編

著者等紹介

小野芳朗[オノヨシロウ]
1980年3月京都大学工学部衛生工学科卒業。1982年3月京都大学大学院工学研究科衛生工学専攻修士課程修了。1993年11月京都大学より学位(博士(工学))授与。1982年4月京都大学工学部助手。1994年10月同講師。1996年4月岡山大学環境理工学部助教授。2002年7月岡山大学大学院環境学研究科教授。2008年10月京都工芸繊維大学建築学部門教授。2014年3月同大学KYOTO Design Labラボ長。2015年4月同大学副学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わ!

1
まさに京都のインクラインを調べるには絶好の一冊なのですが、おそらくそんな人以外には、つまらない本なのかもしれません。前半部分が琵琶湖疏水と岡崎周辺の土地開発に関する話。後半の第二部が、伏見が独立市から京都市の中へ取り込まれる経緯に関するお話です。どちらも地方政治のかなり細かいところまで書かれていて、さらに第二部の後ろには、全編を通した参考文書(実際の折紙文書など)をテキスト化したものがどっさりついています。でも京都市史やそれに類する本を除くと現在手に入る琵琶湖疏水資料としては唯一無二かもしれませんね。2022/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9817757
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。