日本古代国家の農民規範と地域社会

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日本古代国家の農民規範と地域社会

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  • サイズ A5判/ページ数 438,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784217878
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3021

内容説明

古代の過酷な生活環境のなかで、社会の維持や人口の再生産はいかになされたのか。「農民規範」と「浮浪人」をキーワードに国家が地域社会に期待した農民像、さらには律令国家の社会統治原理を明らかにする。その一方、風土記や記紀にみえる神話や伝承、民間歌謡を素材として村落における農民結合のあり方、族長層と農民との支配―庇護関係を論じ、国家と地域社会の関係を双方の視点から分析する。また古代の国際交通を視野に入れることで、大陸諸国・列島上の「周辺」地域との諸関係の中で日本古代国家の特質を解明する。

目次

第1部 日本古代国家の農民規範と浮浪人(日本古代の力田について;律令国家の農民規範と浮浪・逃亡;律令国家の社会編成原理の転換と浮浪人認識―「不論士浪」策の登場)
第2部 古代の共同体と地域社会(古代女性の婚姻規範―美女伝承と歌垣;人を取り巻く自然・社会環境と古代の共同体;「国占め」神話の歴史的前提―古代の食膳と勧農儀礼)
第3部 古代の水陸交通と境界の呪術・祭祀(古代国家とミナトの神祭り;古代国家と敏売崎の外交儀礼;『播磨国風土記』からみる地域間交通と祭祀―出雲国と王権との関連で)
日本の律令国家と地域社会

著者等紹介

坂江渉[サカエワタル]
1959年大阪府生まれ、滋賀県育ち。1978年滋賀県立膳所高等学校卒業。1982年滋賀大学経済学部経営学科卒業。1984年神戸大学文学部史学科卒業。1986年神戸大学大学院文学研究科(修士課程)修了。1992年神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)単位取得満期退学。2013年神戸大学より博士(文学)取得。職歴、神戸大学助手・講師・特命准教授、大阪外国語大学・神戸女学院大学などの非常勤講師を経て、現在、兵庫県立歴史博物館ひょぅご歴史研究室・研究コーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。