出版社内容情報
E・トロンコワのパリ国立高等美術学校所蔵コレクションを柱に、日仏美術の交感を論じた7篇を日仏両言語で収録。図版多数掲載。
目次
欧米の美術館・博物館が所蔵する京焼について―17世紀を中心に
ロカイユ様式と東洋―18、19世紀フランスの蒐集家たちに見る趣味のアヴァンチュール
マラケ河岸の「スイ=チュウ=カ」―パリ美術学校と明治期の日本
フランスにおける日本学の草分けレオン・ド・ロニーについて―ロニーの日本文化紹介をめぐって
フロベールとボザール教授ボナ
トロンコワ・コレクションの花扇使者図について
エマニュエル・トロンコワの和本コレクション―19世紀フランスにおける江戸出版文化史を構築する試み
著者等紹介
石毛弓[イシゲユミ]
1970年京都府生。龍谷大学文学部哲学科哲学専攻修士課程修了。イギリスのダーラム大学人文学部哲学科博士課程修了。大手前大学現代社会学部准教授。専門は西洋哲学
柏木隆雄[カシワギタカオ]
1944年三重県生。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了、神戸女学院大学助教授を経て大阪大学文学部教授(仏文学講座)、放送大学大阪学習センター所長。現在大手前大学学長、交流文化研究所長。パリ第7大学第3期博士、日本フランス語フランス文学会会長
小林宣之[コバヤシノブユキ]
1953年生。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。大手前大学メディア・芸術学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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