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劇場の近代化―帝国劇場・築地小劇場・東京宝塚劇場

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  • サイズ A5判/ページ数 215,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784217373
  • NDC分類 771.02
  • Cコード C3074

出版社内容情報

帝国劇場・築地小劇場・東京宝塚劇場を取り上げ、当時の言説、図版、写真、インタビュー等の資料から、劇場近代化の特色を描く。

内容説明

明治・大正・昭和初期における劇場の近代化に大きな影響を与えた3つの劇場、帝国劇場(明治44年開場)・築地小劇場(大正13年開場)・東京宝塚劇場(昭和9年開場)を取り上げ、当時のさまざまな言説、図版、写真、インタビューなどの資料を読み解き、西洋の劇場近代化過程とも比較しながら日本の劇場の近代化の特色を描きだす。

目次

第1章 帝国劇場以前の歌舞伎劇場に見られる近代化(明治期における新しい劇場建設の背景;運営システム ほか)
第2章 帝国劇場に見られる近代化(帝国劇場建設の背景;運営システム ほか)
第3章 築地小劇場に見られる近代化(築地小劇場建設の背景;運営システム ほか)
第4章 東京宝塚劇場に見られる近代化(東京宝塚劇場建設の背景;運営システム ほか)
第5章 帝国劇場・築地小劇場・東京宝塚劇場に見られる「劇場」の近代化(西洋における劇場の近代化とアドルフ・アッピアの改革;明治・大正・昭和初期における劇場建築の変化 ほか)

著者等紹介

永井聡子[ナガイサトコ]
岡山県出身。名古屋大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程修了・工学博士(2001)。知立市文化会館チーフプロデューサー(1999~2008)を経て、2008年静岡文化芸術大学専任講師、2012年静岡文化芸術大学准教授。独立行政法人日本芸術文化振興基金演劇分野専門委員(2013年度)、日本建築学会文化施設小委員会WG委員、静岡市清水文化会館演劇系アドヴァイザー(2012~)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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rbyawa

1
j118、近代劇場の始まりである新富座から歌舞伎座、築地小劇場、そして東京宝塚劇場までを流れとして語るスタイルでんー、なんかどっちかというと劇場構造についての試行錯誤って感じでかなり具体的な内容だったかもなぁ、西洋劇場の話のところでつい昨今賑わっている「2.5次元」を思い出したがむしろ先祖帰りなのねあれ…いかがわしさと教養のゴブリン織りこそが娯楽には必要だよという言葉も面白い。ただ、きちんとしたデータで並んでいる価値は認めるものの踏み込んではおらず、雑学というほど猥雑な内容でもなく、今後に期待したいかな。2019/11/15

Makoto

0
公共化、近代化、専門化。調べたソースの真意を理解できずにその言葉を流用すると出来上がった文章は凸凹している。築地小劇場に感謝。2016/11/20

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