目次
第1部 朝鮮使節の北京への道程―赴京使による交渉(一)(袁崇煥と朝鮮使節;朝鮮使節の記録に見る北京の会同館;朝鮮使節が宿泊した北京の智化寺;朝鮮使節の客死)
第2部 朝鮮情報から見る中国―赴京使による交渉(二)(明朝末期における朝鮮使節の見た北京;清代朝鮮使節の台湾情報・林爽文の乱;朝鮮国に伝えられた康煕帝の訃報;乾隆太上皇の死と朝鮮使節)
第3部 中国漂着朝鮮船と朝鮮漂着中国船―海路による交渉(一)(明代中国に漂着した朝鮮船;中国船の朝鮮漂着―顕宗八年の明船漂着と「漂人問答」を中心に;清末上海沙船の朝鮮漂着に関する一史料)
第4部 黄海の交渉史―海路による交渉(二)(天啓期における毛文龍占拠の皮島;康煕盛京海運と朝鮮賑済;清末山東半島と朝鮮仁川との帆船航運)
近世中国と朝鮮国との交渉史の意義
著者等紹介
松浦章[マツウラアキラ]
1947年生。1976年3月、関西大学大学院博士後期課程(日本史学専攻東洋文化史専修)単位修得退学。1989年3月、関西大学文学博士、2011年9月、関西大学博士(文化交渉学)、現在、関西大学アジア文化研究センター長、関西大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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