目次
本書の課題と構成
第1部 一九世紀の畿内における豪農金融の展開と地域社会状況(近世後期の畿内における豪農金融の展開と地域;畿内の無担保貸付への私的所有権確立の影響;地域金融圏における地域経済維持の構造―中核的豪農と一般豪農の関係分析を中心に;幕末期河内の地域社会状況―棉作から米作への転換と慶応期の社会状況の関係;大坂本屋・正本屋利兵衛の「武鑑」「在方本」の出版活動)
第2部 信州における近世後期の金融活動(文化・文政期の松代藩と代官所役人の関係;近世後期の信濃国・越後国における豪農の広域金融活動―更級郡今里村更級家を事例に)
本書の総括と今後の課題
著者等紹介
福澤徹三[フクザワテツゾウ]
1972年福岡県に生まれる。2008年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。現在、すみだ郷土文化資料館専門員、埼玉学園大学非常勤講師・博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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