目次
第1章 科学史における近世―朝鮮と日本の比較検討
第2章 学としての朝鮮実学の形成について
第3章 湛軒・洪大容の地転説と『医山問答』
第4章 「天円地方」説から無限宇宙論へ―朝鮮における独自的な宇宙論の発展とその終焉
第5章 朝鮮前期における気一元論および象数学的宇宙論の展開について
第6章 カント『天界の一般自然史と理論』の検討とその科学史的評価
第7章 志筑忠雄『混沌分判図説』の検討とその科学史的評価
付録 『医山問答』―原文と訳文
著者等紹介
任正〓[イムジョンヒョク]
1955年生まれ。1978年朝鮮大学校理学部物理学科卒業。1985年東京都立大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、朝鮮大学校理工学部教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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