目次
第1部 東アジア総観―一九二〇‐一九三〇(一九二〇年代の東アジア文化交流と間テクスト性;孫文の日中経済同盟論とその周辺―瀧川辨三・儀作の実業思想に関連して)
第2部 演劇の西洋・東洋(一九二〇年代中国におけるシェイクスピア;辻聴花の中国劇研究)
第3部 相互理解の詩学(小さな詩―周作人の日本詩歌論について;萩原朔太郎と韓国―「青猫」の響きと官能表現の変容を中心に)
第4部 花咲く文芸(自伝か、小説か、詩か―金子光晴・森三千代が描いた一九二〇年代の上海;「もの」と云ふもの―一九一〇年代後半及び二〇年代前半の谷崎潤一郎の名詞表現をめぐる一考察;郭沫若の『女神』を再読する)
著者等紹介
川本皓嗣[カワモトコウジ]
1939年10月28日生。東京大学大学院博士課程中退。学術博士(比較文学・比較文化)。現在、大手前大学学長、日本学士院会員、東京大学名誉教授
上垣外憲一[カミガイトケンイチ]
1948年5月3日生。東京大学大学院人文科学比較文学比較文化課程修了。学術博士(比較文学・比較文化)。現在、大手前大学総合文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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