近世京焼の研究

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近世京焼の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 406,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784215584
  • NDC分類 751.1
  • Cコード C3072

目次

「京焼」研究史をめぐって
第1部 「京焼」の創始と諸国のやきもの(京焼の黎明―軟質施釉陶器の時代;桃山から江戸時代初期の茶陶流通と京都)
第2部 京焼窯場の成立と仁清(登窯の導入と内窯窯場の展開;京焼の茶入 ほか)
第3部 京焼の展開と乾山(前期清水焼の諸相;京焼色絵の展開―いわゆる「古清水」をめぐって ほか)
第4部 後期京焼の諸相(後期京焼の胎動;後期清水焼の変遷 ほか)
まとめにかえて

著者等紹介

岡佳子[オカヨシコ]
1954年福岡県北九州市に生まれる。1981年京都女子大学大学院文学研究科修士課程修了。京都市社会教育振興財団職員、京都市歴史資料館嘱託を経て、1995年大手前女子大学文学部専任講師。現在、大手前大学総合化学部教授。2008年博士(芸術学、筑波大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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「京焼」概念は近代の産物であり、府としての殖産興業において求められたゆえに成立した。 創始伝承を異にし、対立までしていた粟田と清水が、仁清を祖とする同系統に位置づけられる。ここに、京内諸窯ではなく「京焼」が生まれる。 まさに同時代に進行する国民国家の成立史をここにも見いだせよう。2018/12/03

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