目次
序 本書の課題と前提(琵琶湖水運研究の課題;織田信長と琵琶湖水運;忘れられた「丸船」―「丸子船」と「丸船」をめぐって)
1 近世前期琵琶湖水運の構造と特質(近世琵琶湖水運の成立―大津百艘船と船奉行;近世琵琶湖水運の展開―「諸浦の親郷」三カ浦の誕生;近世琵琶湖水運の変容―「湖辺重立候」八ヵ浦と大津;幕藩間の相克―大津百艘船と彦根三湊)
2 近世琵琶湖水運の廻船規定(艫折と帳屋;上米と乗前;丸船・丸子船と船株)
3 諸浦の盛衰(「諸浦の親郷」八幡;若狭との窓口今津;東海道の渡し場 矢橋;彦根藩と彦根三湊)
著者等紹介
杉江進[スギエススム]
1957年岐阜県岐阜市生まれ。1980年立命館大学文学史学科日本史学専攻卒業。1982年立命館大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期課程修了。現在、大津市教育委員会文化財保護課副参事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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