ディドロとルソー 言語と“時”―十八世紀思想の可能性

ディドロとルソー 言語と“時”―十八世紀思想の可能性

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 301,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784784214488
  • NDC分類 135.3
  • Cコード C3010

出版社内容情報

フランス近代思想に強い影響力を持つルソーをとらえなおすため、日本ではあまり認知されていないディドロの思想に着目し《時》の起源を問う。また同じく18世紀に生きた日本の思想家として、新井白石と安藤昌益の思想にも言及する。

目次

序章 思想の可能性における十八世紀
第1章 ルソーと不可逆の“時”
第2章 クロード=アドリアン・エルヴェシウスの知の地平
第3章 ディドロの比喩―『ダランベールの夢』読解の試み
第4章 ディドロとルソー 内在と外在―言語コミュニケーションをめぐって
第5章 ディドロの言語と“時”―『聾唖者についての手紙』の考察を中心に
第6章 自伝の“時”―新井白石『折たく柴の記』における“時”の表現をめぐって
第7章 安藤昌益とジャン=ジャック・ルソー―文明論としての比較研究

著者等紹介

小宮彰[コミヤアキラ]
1947年生まれ。東京大学人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程満期退学。現在、東京女子大学文理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。