シリーズ古典再生<br> 一千年目の源氏物語

シリーズ古典再生
一千年目の源氏物語

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784784214082
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C1091

目次

第1部 現代に生きる『源氏物語』の世界(近江の君について;「いろごのみ」の女神と光源氏;昭和が発見したもの;私にとっての『源氏物語』;シンポジウム・一千年目の源氏物語)
第2部 私の『源氏物語』(『源氏物語』の宗教性;『源氏物語』と京ことば;『源氏物語』と寝殿造;『源氏物語』をめぐる人々;シンポジウム・私の源氏物語)

著者等紹介

伊井春樹[イイハルキ]
国文学研究資料館館長・大阪大学大学院名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はちめ

5
源氏物語一千年紀に開催された二つのシンポジウムの記録だが、シンポジウムなのでまあこんなものだろうという感じ。1回目は岡野弘彦、2回目は山折哲雄の講演が中心となっているが、特に目新しいということはなく、他のゲストとの議論の深まりもない。興味深かったのは、2部の中井和子の現代京都弁訳源氏物語。当日はネイティブスピーカーによる朗読もあったらしいが、文字で読むだけでも独特の世界観が感じられる。京都弁の歴史を知らないが、平安時代の口語との連続性はあるのだろうか?☆☆☆☆2022/02/27

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