佛教大学研究叢書<br> 平安期の願文と仏教的世界観

佛教大学研究叢書
平安期の願文と仏教的世界観

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  • サイズ A5判/ページ数 352,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784213931
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C3015

目次

第1部 九世紀の願文にみる仏教的世界観(慙愧する天皇―九世紀における天皇の仏教的役割;摩頂する母―菅原道真の願文にみる母と子)
第2部 一〇~一一世紀の仏教的世界観(1)―願文を中心に(忠を以て君に事へ、信を以て仏に帰す―一〇~一一世紀の願文と転輪聖王;現世の栄華の為でなく―藤原道長の願文とその仏教的世界;安養の院と覩史の宮と―平安期の願文にみる浄土信仰)
第3部 一〇~一一世紀の仏教的世界観(2)―「空也誄」から『三宝絵』へ(王事と仏那と白楽天と―平安期の「池亭」をめぐる言説;「空也誄」と『三宝絵』の構造と差異―「スヱノヨ」の仏教とは何か)
第4部 院政期の願文にみる仏教的世界観(未だ欲を離れざれば―『江都督納言願文集』にみる転輪聖王観;「禅定仙院」白河論;竜女・釈女の知恵を得む―『江都督納言願文集』にみる女性と即身成仏)

著者等紹介

工藤美和子[クドウミワコ]
1972年福岡県生。2005年佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、佛教大学総合研究所嘱託研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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