目次
序論 前近代社会における官僚制と封建制の歴史的意義
1 日本(律令官僚制と貨幣経済;制度の“ウチ”と“ソト”―『愚管抄』に見る、「謀反/悪主押込」の論理 ほか)
2 東アジア(高麗末・朝鮮初期の私兵と文・武官制の史的意義;西晋における諸王の封建と出鎮 ほか)
3 中東・西欧(イスラームの騎士と官僚―「剣の人」と「筆の人」;元首政期ローマ帝国におけるギリシア世界の変容―東部出身元老院議員の台頭とアテナイ ほか)
著者等紹介
笠谷和比古[カサヤカズヒコ]
1949年生。京都大学大学院文学研究科博士課程修了(国史学)。国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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