伝統工藝再考 京のうちそと―過去発掘・現状分析・将来展望

伝統工藝再考 京のうちそと―過去発掘・現状分析・将来展望

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  • サイズ A5判/ページ数 833,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784213573
  • NDC分類 509.216
  • Cコード C3072

目次

序章 「工藝」の脱構築のために―「伝統工藝」を再考するに先立ち
1 「伝統」の諸相―正倉院からユネスコ無形文化遺産まで
2 東西の往還―明治期・世紀末の輸出工藝
3 モダニズム美学と装飾デザイン―二十世紀前半の工藝・美術・産業
4 東アジア工藝の近代―工藝産業と海外進出の軌跡
5 美意識の相克と価値観の葛藤―思想運動としての工藝
6 経営と流通の国際的変貌―アジアの生産現場瞥見
7 伝統工藝の現在―当事者の立場から
8 将来への展望―行政施策の推移から二十一世紀への提言
終章 工藝の将来あるいは「ものつくり」再考

著者等紹介

稲賀繁美[イナガシゲミ]
1957年生。東京大学教養学部教養学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程単位取得退学、パリ第七大学博士課程修了。パリ第七大学文学博士(1988)。国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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