出版社内容情報
17世紀後期から18世紀中期の約100年間の、長崎奉行の職掌や幕府内における長崎奉行の位置づけの変化を解明する
目次
第1章 貞享~元禄期長崎奉行制度の変化―長崎奉行定員の推移と叙爵を中心として
第2章 近世中期長崎支配機構について―長崎目付と享保期の長崎奉行について
第3章 享保の大飢饉と長崎―長崎奉行大森山城守の飢饉測策
第4章 長崎奉行萩原伯耆守美雅―元禄時代の貨幣改鋳から寛保期の長崎貿易政策までの軌跡
第5章 元文~明和期の長崎奉行と勘定所―松浦河内守信正と石谷備後守清昌、そして石谷の御国益論を中心として
第6章 寛延~宝暦期の長崎貿易改革―勘定奉行・長崎奉行兼職松浦河内守信正の施政
第7章 松浦河内守失脚と用行組事件
第8章 宝暦~明和期の長崎貿易改革―勘定奉行・長崎奉行兼職石谷備後守清貞の施政
著者等紹介
鈴木康子[スズキヤスコ]
1958年東京生まれ。1989年中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了。1995年花園大学文学部専任講師を経て、2002年から同大学教授。2002年博士(史学)(中央大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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