歴史の中の病と医学

歴史の中の病と医学

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  • サイズ A5判/ページ数 632,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784209385
  • NDC分類 490.21
  • Cコード C3027

出版社内容情報

    

《目次》
日本医学事始(山田慶兒)
1 病の中の歴史
肩こり考(栗山茂久)
疝気と江戸時代のひとびとの身体経験(白杉悦雄)
狐憑きの心性史(昼田源四郎)
2 日本の医学へ
劉医方という誤解(石田秀実)
三帰と道三(桜井謙介)
後藤艮山の医学について(梁・)
目医師達の秘伝書と流派(奥沢康正)
3 四海を超えて
「紅毛流外科」の誕生について(ヴオルフガング・ミヒェル )
近世前期朝鮮医薬の受容と対馬藩(田代和生)
江戸期渡来の中国医書とその和刻(真柳誠)
4 診ることと癒すこと
初期腹診書の性格(廖育群)
看護人の系譜(新村拓)
プラセボの日本受容(津谷喜一郎)
5 体内の風景
一七、一八世紀の日本人の身体観(酒井シヅ)
医学において古学とはなんであったか(山田慶兒)
人体内景図の脂・・脂膜について(高島文一)
江戸時代(解剖の事跡とその反響(杉立義一)
6 もうひとつの医学
日本密教医学と薬物学(二本柳賢司)
西チベット、ラダックにおける病と治療(山田孝子)
ふたつの「預言者の医術」(三木亘)
『斉民要術』のなかの家畜の病(小林清市)