脳はいかにして心を創るのか―神経回路網のカオスが生み出す志向性・意味・自由意志

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脳はいかにして心を創るのか―神経回路網のカオスが生み出す志向性・意味・自由意志

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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784782801710
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C1040

内容説明

脳がニューロンから構成され、その共同作業によってわれわれ自身が形成されることは誰でも知っているが、ニューロンはそれをどのようにして成し遂げているのだろうか。本書では、志向性と意味の基本的概念を生物学の用語を用いて定義することから始め、ニューロンがいかに働き、無数の化学的・電気的活動パターンにいかに参入して、われわれがわれわれ自身として認識する脳と身体の流動的な状態を作り上げるかを、段階的に説明していく。

目次

第1章 自己制御と志向性
第2章 意味と表象
第3章 ニューロンおよびニューロン集団のダイナミクス
第4章 感覚と知覚
第5章 感情と志向的行動
第6章 気づき・意識・因果律
第7章 社会における知識と意味

著者等紹介

フリーマン,ウォルター・J.[フリーマン,ウォルターJ.][Freeman,Walter J.]
カリフォルニア大学(UC)バークリー校教授。40年間にわたって脳科学を教えてきた。数百編に上る論文に加えて、4冊の本を著している

浅野孝雄[アサノタカオ]
1943年北海道生まれ。1968年東京大学医学部卒業後、東大病院脳神経外科入局。国内関連病院および米国コネチカット州ハートフォード病院、スイス・チューリヒ州立病院などを経て、1973年東大病院脳神経外科助手、1978年同講師。1986年埼玉医科大学総合医療センター脳神経外科教授。現在、小川赤十字病院・院長、埼玉医科大学名誉教授。脳血管障害の病態生理学と治療法の研究により、東京都医師会医学賞、美原賞を受賞

津田一郎[ツダイチロウ]
1953年岡山県生まれ。1977年大阪大学理学部物理学科卒業。1982年京都大学大学院理学研究科物理学第一専攻博士課程修了、理学博士(京都大学)。九州工業大学情報工学部助教授などを経て、1993年北海道大学理学部数学科教授、2005年より電子科学研究所教授。2008年より数学連携研究センター所代センター長を兼任。専門は複雑系数理科学、特にカオス力学系、数理脳科学。2010年度HFSP program awardをDavid Redish(USA)らと受賞(Deliberative Decision Makingの研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。