出版社内容情報
小宮輝之[コミヤテルユキ]
著・文・その他
内容説明
逃げ出した動物の捕穫獲、徹夜で出産を見守り…動物園の舞台裏は想像以上に忙しない。飼育係をはじめとするスタッフは存在自体が動物たちの「生存環境」であり生命線なのだ。動物園の役割は時代とともに変化する。ときには外交のためにパンダが贈られ、現在は稀少動物の絶滅を防ぐ「種の保存」を担う。進化し続ける園で40年間働き、飼育係から園長までを務めた著者が語る、動物と触れ合う喜びと驚きに満ちた日々。
目次
第1章 飼育係の仕事(多摩動物公園飼育係時代)(なんでもやります!見習い期間;スター動物より、安い動物 ほか)
第2章 飼育係長の仕事(上野動物園・井の頭自然文化園飼育係長時代)(ツノメドリ捕獲にアイスランドへ;チンパンジーのえさでゴリラを飼育 ほか)
第3章 飼育課長の仕事(多摩動物公園・上野動物園飼育課長時代)(モグラプロジェクト・チーム始動!;日本中が一丸となったゾウの繁殖 ほか)
第4章 園長の仕事(上野動物園園長時代)(旭山ショック;驚きと魅力に満ちた行動展示 ほか)
著者等紹介
小宮輝之[コミヤテルユキ]
1947年、東京生まれ。1972年に多摩動物公園に就職し、クマ、イノシシ、キツネなど日本産動物と、ヤギ、ロバなどの家畜の飼育係を務める。上野動物園、井の頭自然文化園の飼育係長から、多摩動物公園、上野動物園の飼育課長を経て、2004年から2011年まで上野動物園園長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件