出版社内容情報
王子さまと王子さまが結ばれるお話があっていい──。
日本ではまだまだ数少ないLGBTをテーマにした絵本です。
王子さまとお姫さまの物語でなく、王子さまと王子さまが結ばれるお話があっていい──。
LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)をテーマにした絵本です。
英語、ドイツ語、スペイン語、デンマーク語、チェコ語、ポーランド語など9言語に翻訳され、世界各国で読まれている、オランダ原作の『Koning & Koning』を日本語訳。
渋谷区同性パートナーシップ条例を皮切りに、LGBTへの関心が高まっているなか、日本にはLGBT関連の絵本は少ないのが現状です。
世の中には多様な性が存在することを、絵本で子どもたちに伝えたいという訳者からのメッセージ。
シンプルなストーリー、楽しい絵柄で、読み聞かせにもぜひ使ってもらいたい絵本です。
【著者紹介】
この絵本の著者であり、イラストレーターでもあるリンダ・ハーンとスターン・ナイランドは、ともにオランダ生まれ。
ふたりはオランダの美術学校で知り合いました。
卒業後、共同でスタジオを立ち上げ、子どものための絵本作りをはじめました。
この『王さまと王さま』は、ふたりが一緒に作った最初の絵本です。
リンダもスターンもとても楽しみながらこの絵本を制作し、同じ時間、同じテーブルで、イラストを共に描きました。
現在はそれぞれが自分のスタジオを持ち、別々に仕事をすることもありますが、
今後もふたりで一緒にたくさんの絵本を作りたいと思っています。
内容説明
お姫さまと王子さまが結ばれるだけでなく、王子さまと王子さまが結ばれるお話があっていい。オランダで生まれ、世界各国で翻訳されているLGBTをテーマにした絵本。同性を好きになってもちっとも不思議じゃない!