出版社内容情報
全国各地で展開されている「合戦印」の情報と、その合戦の概略、参戦した武将、印の取扱先などをまとめた 1 冊。
内容説明
天下分け目の決戦、因縁のライバル対決…。各地の戦を刻んだ印が集結!デザインの解説から発行情報、集印帳まで。この1冊で鑑賞&収集がさらに深く楽しめる!
目次
関ヶ原の戦い―天下分け目の合戦
桶狭間の戦い―信長の運命を変えた戦い
川中島の戦い―信濃の覇権を巡る五度の対決
長良川の戦い―道三と嫡男・義龍の争い
本能寺の変―明智光秀が起こした謀反
山崎の戦い―運命の分け目となった天王山
小牧・長久手の戦い―後の天下人二人が直接対決した
大坂の陣・道明寺合戦―夏の陣最大の激戦
長篠・設楽原の戦い―武田軍と織田・徳川連合軍が激突!
紀州攻め―信長と秀吉が行った紀州征伐〔ほか〕
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年、静岡県生まれ。早稲田大学卒業。同大学院文学研究科博士課程修了。静岡大学名誉教授。文学博士。公益財団法人日本城郭協会理事長。研究分野は日本中世史、特に戦国時代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
225
♪戦国は続くよ、どこまでも~。御城印、武将印に続き、合戦印。小和田哲男氏監修による解説で、各合戦をしっかり学べて、相変わらす有用な一冊になってます。拍手合戦、いや、喝采! 大津城の戦い(京極高次による、関ヶ原の戦いの前哨戦)、鳥取城の戦い(秀吉・官兵衛による飢え殺し)、臼井城の戦い(謙信による一夜城)など、ローカルな合戦が面白い。日本三大水攻めの城(武蔵忍城、備中高松城、紀伊太田城)ってのもあるんですね。2021/10/23
たいぱぱ
59
御朱印ブームに乗っかって「御城印」が登場した時は苦笑し、「御書印」を知った時は爆笑してしまいました。亀山市の関宿で「御宿印」を発見した時はアホか!と言いながらも購入してました。そして今度はなんと「合戦印」!閉口しながらも全国の「合戦印」を見る度に心が燃えている💦。関ヶ原古戦場記念館の15枚にも及ぶ合戦印は痺れる!「桃配山」可愛い名前にかっこいい書体がクール。「大谷吉継墓」ってどうよ(笑)!こりゃ〜セットで買っちゃうわ。川中島の戦いの「八幡社」、鳥羽伏見の戦いの「長円寺」の御朱印件合戦印は絶対に欲しい!2022/03/24
多津子
13
御城印・武将印ときて、合戦印まで登場していた。こちらは数が少ないのと、お城が戦場になることも多いので御城印の紹介も多い。ガイドブックとしても面白いので、古戦場を巡る旅というのもいいかもしれない。2022/09/11
あおい
12
合戦が行われた年号や日付、ゆかりの武将の家紋などが押印されている合戦印。どれも凝っててカッコいいです。2022/04/25
kaz
3
御城印までなら何となく許せる気もするが、合戦印とまでなると商業主義の臭いが強すぎ、ちょっと興味が持てない。むしろ合戦に関する豆知識がありがたいといった程度か。図書館の内容紹介は『「合戦」をテーマとして、古戦場印をはじめ、御城印や武将印、寺社仏閣でいただける御朱印を「合戦印」というくくりで紹介。各合戦の概要や、参戦した武将、ゆかりの観光スポットなども解説する。データ:2021年6月現在』。 2021/09/19