古写真を見て歩く江戸・東京歴史探訪ガイド

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784780411928
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C2026

内容説明

国立国会図書館をはじめとする博物館・図書館所蔵の貴重な古写真を公開。今と昔を比べながら巡る、「時間旅行」へ。

目次

江戸から東京へ―。中心を行く(道の起点は日本橋―日本橋;人々の生活を守る金融街―京橋・八重洲;文明開化を象徴する商業地―銀座;一丁ロンドン―丸の内・日比谷;海と繋がるまち―築地・佃島)
オアシスとして面影残す城の跡(江戸の名残感じる石垣―江戸城周辺;都会のオアシス―お濠端;江戸っ子のふるさと―神田;幻の駅舎を訪ねて―秋葉原;上水道の通り道―御茶ノ水)
いつの世も、風光明媚な観光地(人通り絶えぬ観光名所 浅草;桜並木に彩られた花街 向島;力士と才人を育む町―両国;文化が香る森の公園―上野;江戸っ子が愛した大川―隅田川)
海とともにある東京を感じる(江戸東京随一の眺め―芝・愛宕山;気笛一声、新橋を―新橋;坂道が伝える街の歴史―三田・赤坂・麻布;風が運ぶ潮の香り―品川)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オリーブ

13
友人が東京観光に来るので私も一緒に歴史を感じながら楽しみたく再読。大好きな幕末~明治の写真と現代との比較は時の流れを感じさせてくれ建物や人々の着物と洋服の入り混じった装いなどタイムトラベルを楽しめた。明暦の大火、関東大震災、空襲などは不幸な災害だったけど、埋め立てたり橋を架けたりと新たな街づくりをしてきた写真を見ているとそこから復活しようとする人々の力を感じるし、現在の東京に与えた影響の大きさに驚く。カメラが珍しかったのか多くの人がカメラ目線でこちらを見ていて好奇心いっぱいの当時の人に愛おしささえ感じる。2018/05/29

オリーブ

11
今と昔の写真の対比がステキでした。写真技術があったなら江戸時代も見てみたかったと思うくらいです。明治初期の写真は建物や髪形や服装などもうほとんどそれは“江戸”なんだと思うとワクワクしてくる。写真の人物はもうこの世にはいないのにこうして写真で当時の人々の表情を見ることの楽しさは格別。想像力を働かせて昔に思いを馳せて現代の東京の街を歩くと建物こそ変わっているけど空気や川が確かに昔と繋がっていると実感出来そうな気がしてくる。一番印象に残った写真は檻の動物を覗いている様子に当時の人々を身近に感じる上野動物園。2015/02/25

みかりんご。

5
【図書館】都内における究極の定点観測本。明治維新後、僅か数年で電信柱が立つ──江戸時代には無かった電気が開通した様子がよく分かる一冊。鎖国政策を取っていた江戸時代は、260年間の中で何年経っても「電気が開通する」ことは無かった我が国。外国からの刺激を受け技術援助もあったにせよ数年でそれらをモノにする日本ってスゴイ国だな、と改めて実感。◆時間が許せばこの本を片手に都内散策してみたいっっ!! 愛宕山の山頂から東の方角を眺めていた3人の青年は、変わりゆく日本の姿をどう感じていたのか知りたい…。2015/07/04

及川まゆみ

4
これは面白いです。古写真と現在の写真がちゃんと比較できる。地図で、どちらの方角から写したのかも記してあります。これを持って東京を歩くと、とても面白いと思いますし、見てるだけでも楽しいです。2012/10/02

Hiroki Nishizumi

2
まさに時間旅行! 今と過去の町並みがよく分かって楽しい。ビューポイントに立ってしみじみと想いをはせたくなる。写真という媒体の凄さを感じた。2013/04/18

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