内容説明
実践のキーワードは「ドキュメンテーション」と「リフレクション」。OECDの報告(2006年、20か国)でも、保育モデルのひとつとして評価されているスウェーデンの就学前学校の実践を具体的に紹介し、そうした質の高い保育・教育を支える条件・制度・カリキュラムを資料とともに解説。イングリット・エングダール氏の論考「スウェーデンの就学前学校におけるナショナルカリキュラムの実施」および、就学前学校カリキュラムの日本語訳を収録。
目次
1部 スウェーデンの就学前学校の実践(フェーボーデン就学前学校;就学前学校の「環境」;就学前学校の一日の流れ ほか)
2部 就学前学校の質を支えるしくみ(教育法における就学前学校事業;就学前学校カリキュラム(Lpf¨o 98)の概要
就学前学校の質を高める取り組み)
3部 就学前学校カリキュラム(Lpf¨o 98)の施行をめぐって(スウェーデンにおける就学前学校;各地の就学前学校におけるカリキュラムの実施;未来への挑戦)
資料 就学前学校カリキュラム(Lpf¨o 98)
著者等紹介
白石淑江[シライシヨシエ]
1950年、山梨県生まれ。現在、同朋大学社会福祉学部社会福祉学科教授。NPO法人「子どもの虐待防止ネットワーク・あいち(CAPNA)」理事。大学において保育士養成に携わる一方、児童虐待防止活動や地域の子育て支援活動に力を注いでいる。2002年より、同朋大学とストックホルム教育大学との教育研究交流を担当し、スウェーデンの子育て支援や保育に関する研究にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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