目次
第1部 チェ・ミンシクトーク―「行動する役者」、その生き方
第2部 シンポジウム―「グローバリゼーション下」のアジア映画 韓国の挑戦
第3部 チェ・ミンシク―人と作品
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUMA0504
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チェ・ミンスクが最近映画に出ていないと思っていた。どうやら、2006年と2007年は出演映画をけってまで社会的運動にたずさわっていたらしい。現在は映画よりも演劇の方に軸足を置いている。社会運動とは何か。それはスクリーン・クォーター縮小に対する反対運動である。韓国はほっておいたらハリウッド映画に侵食されるのを防ぐために、韓国にある全ての映画館は少なくとも一年に146日以上は韓国映画を義務的に上映するようにする規定があった。それがアメリカの圧力の下、73日、つまり半分に減らすようにされたのである。2010/08/29