内容説明
政治絡みの中国本にはもう、うんざり。「反日」だ「嫌中」だと応酬する前に、等身大の中国を知ってみよう。そこには、「日本人と同じだ」という共感も、「へぇーっ」という驚きもある。中国と中国人のありのままの姿がわかる本。
目次
第1部 人びとの暮らしに溶け込んで(北京の深刻な交通渋滞;タクシーで留学(?)気分
路上販売は北京の街によく似合う
中国のお正月1 春節風景あれこれ ほか)
第2部 変わりゆく中国を見つめて(急増する大学生の厳しい就職戦線;五輪、万博を控え、英語ブームに沸く;SARS禍が後押しした小中学校のIT化;様変わりする北京の本屋さん ほか)
著者等紹介
吉村澄代[ヨシムラスミヨ]
1967年、大阪外国語大学中国語学科卒業。京都府立高等学校教諭を経て、京都大学教育学部に社会人入学、同大学院教育学研究科博士後期課程研究指導認定退学(専門:中国の教育政策)。2001年~2005年、中国国際放送局で日本人専門家として翻訳チェックを担当。2005年より「人民日報」ウェブサイト「人民網」日文版の翻訳スタッフとなり、現在に至る。同志社大学嘱託講師、京都女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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