内容説明
これでも否定できますか!加害責任はどこまで明らかになっているのか?「慰安婦」制度はどのように裁かれたのか?被害者の証言は何を明らかにしているのか?…米下院本会議での決議を受けて検証する。
目次
第1章 加害責任はどこまで明らかになっているか(日本軍「慰安婦」制度はなぜつくられたか;強制とはなにか、「暴力的に連行する」ことだけが問題か;慰安所の状況はどのようなものだったか ほか)
第2章 「慰安婦」制度はどのように裁かれたのか(東京裁判と「慰安婦」問題;BC級戦犯裁判と「慰安婦」問題;戦犯裁判における「慰安婦」認識 ほか)
第3章 被害者の証言は何を明らかにしているか(強制連行の定義とは;植民地朝鮮・台湾からの徴集;日本国内からの徴集 ほか)
資料編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
√る~と
1
『ひと目でわかる「慰安婦問題」の真実』とほぼ並行して読みました。 河野談話で謝罪してるし、極東軍事裁判やオランダによるBC級戦犯裁判での戦犯判決でも有罪と示されているから日本政府と日本軍部が悪いという。東京裁判史観というか自虐史観というか・・・。慰安婦問題の本なのに「日本政府が戦犯を靖国神社へ合祀したことは大きな問題」というのはね・・・日本は悪い国というレッテルを張らないと都合が悪い人が書いたような本と思われてならない。 2015/02/25
酩酊斉案山子
0
シンポジウムの講演集なので、どのような根拠に基づいているのかはしょってる部分はあるけど、主張はよくわかる。2015/06/01
星辺気楽
0
これだけ客観的なデータがそろっているのに、いまだにおえらい方は軍の関与を認めないのは、根強い男尊女卑の精神か?2013/11/21