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内容説明
メディア技術が急速に発達するなかで、私たちと私たちの文化はどのように変容しているのか。
目次
第1部 「コミュニケーション」から理解する人間と文化(人間にとってコミュニケーションとは何か―アンドロイドとのやりとりを題材に;お笑いの視聴における「(多様な)読み」は可能なのか―ホールのエンコーディング/デコーディング理論から
「良きオーディエンス」を演じるということ―インタラクティブ・アトラクションを題材に
ラーメン文化をめぐるコミュニケーションの行方―情報過剰から派生するその奇妙な共同性)
第2部 「メディア」から理解する人間と文化(コミュニケーションにおけるメディアの作用―映画『山の郵便配達』を題材として;死に対する抵抗の営為―映画『世界の中心で、愛をさけぶ』を再考する;超音波写真と胎児のイメージ―記録としての医学写真から記憶としての家族写真へ;メディアによる伝統の再編―日高川町の「笑い祭」におけるオーセンティシティの諸相)
第3部 「記号」から理解する人間と文化(反映画としての『インド夜想曲』―映画の記号世界と、その外部のロケ地との関係を題材として;言語と写真―ロラン・バルトの『明るい部屋』における時間遡行の意義;現代における「意味の帝国」としてのショッピングモール―その記号空間の組成を考える;ショッピングモールにおける記号としてのユニバーサルデザイン―「すべての人々」をめぐる同化と異化の装置)
著者等紹介
松本健太郎[マツモトケンタロウ]
1974年生まれ。群馬県桐生市出身。国際基督教大学卒業後、京都大学大学院に進学し博士号(人間・環境学)を取得。専門領域は記号論・メディア論・映像論。二松學舎大学都市文化デザイン学科教授。日本記号学会理事・第31回大会実行委員長、観光学術学会第7回大会実行委員長・将来構想検討委員、日本コミュニケーション学会理事・関東支部運営委員などをつとめる
塙幸枝[バンユキエ]
1988年生まれ。東京都世田谷区出身。二松學舎大学卒業後、国際基督教大学大学院に進学し博士号(アーツ・サイエンス)を取得。専門領域はコミュニケーション学。神田外語大学外国語学部国際コミュニケーション学科専任講師。日本コミュニケーション学会九州支部運営委員、日本記号学会評議員などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。