出版社内容情報
難病者が日々を充実した形で営んでいくためのコミュニケーション支援とはなにか。ALS患者宅でのフィールドワークを基に描き出す。
はじめに
第1章 神経難病者の在宅療養の発展とその問題点
第1節 神経難病者とその生活
第2節 先行研究・実践における神経難病者支援の現状
第3節 神経難病者支援の問題点および支援のための方策
第2章 難病者の生を捉えるための理論的・方法論的な基盤
第1節 神経難病者の在宅療養に対する文化心理学的アプローチ
第2節 病者の「生(ライフ)」を記述するメソドロジーとしてのマイクロ・エスノグラフィ
第3章 本研究の目的
第4章 難病在宅療養のマイクロ・エスノグラフィー本研究のフィールド
第1節 本研究におけるフィールド
第5章 研究1: 在宅療養におけるALS 患者のコミュニケーション支援の実際
第1節 問題と目的
第2節 方 法
第3節 結果と考察(分析1)
第4節 結果と考察(分析2)
第5節 総合考察
第6章 研究2:ALS 患者のリアルタイムコミュニケーション可能性の検討
第1節 問題と目的
第2節 方 法
第3節 結果と考察
第4節 総合考察
第7章 研究3: 病者の経験を伝えるためのコミュニケーションのあり方:
ファシリテーション機能の解明
第1節 問題と目的
第2節 方 法
第3節 結果と考察
第4節 総合考察
第8章 研究4: 病者アドボカシー企画の運営と意義の変容過程:
複線径路・等至性モデルによるALS 患者参加型企画の分析
第1節 問題と目的
第2節 方 法
第3節 結果と考察
第4節 総合考察
第9章 総合考察
第1節 在宅療養の実態とコミュニケーションの記号的意味(研究1について)
第2節 ALS患者の沈黙に対するとき(研究2について)
第3節 身体を持ち寄って交流すること(研究3,研究4について)
第4節 研究過程の提示と研究協力者の実名使用の意義
第5節 総括:実態・実践・情報発信を一体とした支援モデルの提案,および生(ライフ)の厚い記述に向けて
日? 友郎[ヒダカ トモオ]
著・文・その他
目次
第1章 神経難病者の在宅療養の発展とその問題点
第2章 難病者の生を捉えるための理論的・方法論的な基盤
第3章 本研究の目的
第4章 難病在宅療養のマイクロ・エスノグラフィー本研究のフィールド
第5章 研究1:在宅療養におけるALS患者のコミュニケーション支援の実際
第6章 研究2:ALS患者のリアルタイムコミュニケーション可能性の検討
第7章 研究3:病者の経験を伝えるためのコミュニケーションのあり方:ファシリテーション機能の解明
第8章 研究4:病者アドボカシー企画の運営と意義の変容過程:複線径路・等至性モデルによるALS患者参加型企画の分析
第9章 総合考察