目次
第1章 文章表現の基本
第2章 文書設計の方法
第3章 科学論文の書き方
第4章 「読み物」の表現と工夫
第5章 「読ませる力」とはどのようなものか
第6章 「読ませる形」とはどのようなものか―読者に親しまれる語りの形式
第7章 文章力を高める5つの方法
著者等紹介
落合洋文[オチアイヒロフミ]
1982年京都大学工学部合成化学科卒業。1987年同大学大学院工学研究科修了、京都大学工学博士。1995年名古屋大学大学院人間情報学研究科博士前期課程修了、名古屋大学修士(学術)。外資系企業の研究員などを経て、名古屋文理大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シロクマとーちゃん
1
事例が豊富。2019/03/26
Ryosuke Tanaka
1
「科学を面白く書く」という時の「面白さ」とは?ということを考えたく、流し読み。描写と説明の別、物語の効用、といった所は事例も豊富でためになったが、自分の思っていることの解像度を増してくれるところまでは行かないか。あとがきに本を編集することに関するみすず書房創業者の小尾さんがヴァレリーを引いて語ったこと、みたいな話が、「いま紙の本を作ること」について考える上での足がかりになると思ったので、この方向を掘る。どっちみちかなり良書と思う。2016/06/22
Memoru
0
科学的なライティングとは何かという視点で、読んでみた。同学の他の方に、効率よく、情報を伝達し、そのための簡潔で正確な文章を書く。で、同学を専門としない方にみ、理解できるように、科学の内容を表現する、、というのが、科学ライティング。事実と仮説、仮定、結論を、どう伝わる形で、最適化するかが、ポイントかな。2023/01/09