フィギュール彩2<br> 会社は誰のものか―経済事件から考えるコーポレート・ガバナンス

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フィギュール彩2
会社は誰のものか―経済事件から考えるコーポレート・ガバナンス

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  • サイズ 46判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779171062
  • NDC分類 335.4
  • Cコード C0334

出版社内容情報

関西電力の役員らが受け取っていた原発絡みの多額の金品……

オリンパス、東芝、日産自動車の会社の闇。



これら4大事件をメインに出来事の経過をつぶさに追い、

会社とは何か、

会社はだれのものなのか、を考える。

朝日新聞経済部の現役記者が取材を重ねて現場から見えてきた

会社の民主主義、組織のあり方とは。

内容説明

関西電力の役員らが受け取っていた原発絡みの多額の金品。オリンパス、東芝、日産自動車など日本を代表する企業で不祥事が止まらない。この4大事件の経過をつぶさにたどり、会社とは何か、会社は誰のものかを考える。朝日新聞経済部の現役記者が取材を重ねて見えてきた会社と民主主義の関係は。

目次

第1章 終わらぬオリンパス事件
第2章 東芝の混迷と教訓
第3章 日産自動車の相克
第4章 関西電力の虚々実々
第5章 品質・検査不正という試練
第6章 渋沢栄一とコーポレート・ガバナンス
第7章 コーポレート・ガバナンス最前線

著者等紹介

加藤裕則[カトウヒロノリ]
1965年、秋田県生まれ。岩手大人文社会学部卒業。89年4月に朝日新聞社入社。静岡支局や浦和支局(現さいたま総局)などに赴任した後、99年、東京本社経済部員。その後、名古屋本社経済部員、青森総局次長、大阪本社経済部員。2011年4月から14年9月まで2度目の東京本社経済部員で、金融情報面(株式面)や社会保障取材班を担当した。経済記者としては、これまで通産省(現・経産省)、鉄鋼業界、トヨタ自動車(名古屋)、関西空港などを取材してきた。99年の通産省クラブ時代から、コーポレート・ガバナンスや会計監査について自主的に取材を重ねてきた。2014年9月から石巻支局員として東日本大震災からの復興の過程を取材。2018年4月から東京本社の経済部員として財界などを取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

44
オリンパス、東芝、日産、関電などの経済事件を取り上げた朝日新聞記者の本というと、経営者を悪者と決めつけ、企業統治の不全を高圧的に責め立てる論調かと思いきや、著者の筆は、冷静で分析的である。社外取締役、監査役会、J・SOXなど、企業の内部統制の仕組みが充実しているのに、なぜ不祥事が後を絶たないのかを真摯に探ろうとする姿勢がある。不祥事を根絶する鍵は、監視制度の充実ではなく、「道徳経済合一説」の渋沢栄一のように「企業は社会の公器」とする経営者の哲学にある。「会社は誰のものか」…決して、株主のものではない。2020/04/29

roatsu

18
興味深いテーマだと手に取ったけれど、正直全く響かず。新聞記者氏の評論集にすぎないと思う。御社の機関設計や意思決定の妥当性は見たの?と意地悪ながら思ってしまう。おわりに、で紹介されるアイコクアルファという立派な日本企業を知れたことは感謝。同社の機関設計はWebからは分からなかったけれど、伝統的な監査役会設置会社なのでは。不祥事会社ばかり並べて決めつけなくても、この十数年の商法改正、会社法改正で導入された米式に寄った、従前の我が国の法制度による体制とは異なる方式を導入せずとも(旧・委員会等設置会社を導入した2020/02/15

syuu0822

5
著者は朝日新聞経済記者です。 日本企業のコーポレートガバナンスのあり方について、具体的な企業の事件を例に出しながら真摯に問うている一冊です。 私自身は十年ほどサラリーマンをやっておりますが、ニュース然り、自社然り、どうもコーポレートガバナンスを身近な問題として捉えていませんでした。監査役についても何をする人かよく分からない…という程度の認識でした。本書では真面目かつ愚直な人物も紹介されており、コーポレートガバナンスに興味を持つとともに、日本にもまだまだ真面目にやっている方は大勢いるのだなと思えました。2020/10/18

takao

3
日本の企業不祥事で問われる監査役、監査法人の覚悟と責任。会社不正の疑惑があっても機能していない。 朝日新聞経済部 記者 2020/07/27

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