内容説明
文学史上確固たる地位を占める英国ゴシック小説に比して、質・量ともに遜色ない作品群を生み出しながら、ほとんど顧みられることのなかったドイツゴシック小説の本格研究。
目次
序章 ドイツのゴシック小説というジャンル
第1章 騎士小説を含む歴史小説
第3章 盗賊小説と狭義の恐怖小説
第3章 翻訳に見る英国とドイツの関係
第4章 秘密結社小説
終章 ドイツのゴシック小説の語り
附論 ドイツのゴシック小説としてのE.T.A.ホフマン作品
著者等紹介
亀井伸治[カメイノブハル]
1963年生まれ。早稲田大学法学部卒。同大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士課程修了。フライブルク大学に留学。文学博士。現在、早稲田大学非常勤講師。専門は、ドイツ文学、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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