内容説明
インドの土を踏んだ記憶。深奥なインドへの時間と空間を越えた旅の果てに見たもの。日本人が時間をかけて民族性にまで昇華させた神や仏の源流…神も仏も魔族も河の流れのような輪廻転生の思想の中へ溶け込ませたヒンズーの原石の数々。
目次
1 インド陽気な陰の旅―ボンベイからゴア、コモリン岬経由トリバンドラム(旅と心の準備;タージマハールホテル ほか)
2 インテルメッツォ(映画で旅を/旅のあとで映画を;インドで考える河)
3 インド陰気な陽の旅―トリバンドラムからトリバンドラムへ(トリバンドラム‐コーチン‐マドラス‐ブバネシュワル‐プリー;コルカタ‐ダージリン‐ブッダガヤ‐ラージギル温泉 ほか)
4 インド陰陽、色の旅/日本の中のインド(色眼鏡で見るインド;月夜に釜を抜く ほか)
5 インド・日本、語源の旅(仏陀とは何か?;小乗と大乗 ほか)
著者等紹介
奥田継夫[オクダツグオ]
1934年(昭和9)大阪生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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