出版社内容情報
ジャグラーで算数教師という異色の経歴を持つ著者が、青年海外協力隊としてネパールで活動した2年間を描く。小学校教諭としてネパールの算数教育改善に尽力。大道芸人としても各地でジャグリングを披露。現地の新聞でも報道される。
【はじめに】
【こりゃ大変だ!ネパールライフ】
今出発の時/父からの手紙/ええ!こんな国?/商品に値札が付いてない!?/電気もガスも水も足りない/国が変わればトイレも変わる/神聖な場所にポイ捨て?/治安悪化で観光客激減/語学力の高さに脱帽/ネパールの家族とひとつ屋根の下で/貧富の差に無力感
【何すりゃいいんだ?ネパールの学校現場】
電気と窓ガラスのない教室/芸は身を助ける/癒される子どもたちの笑顔/日本に住む親友への手紙/ダサインのヤギはうまかった/驚きの高学歴崇拝/のんびり行こうぜ?
【毎日が驚きの連続!異文化体験】
だれも信用できない/東ネパールを訪ねて/夢に出てきたネパール/日本からの悲しい知らせ/二ヶ国語の算数で子どもは大混乱/スリにやられた!/消えた落書き/花嫁の涙の意味/ネパールでよかった/熱しやすく冷めやすい/手と手で通じ合う彼の温もり/明るくたくましいネパールの女性/治安が悪化し始めた/娘の旅立ちと父の涙/雨が降らない水がない/覚えろ覚えろのネパール教育/ネパール式散髪を初体験/ラブレターをくれた女の子/何でもありのホーリー祭
【洒落になっていない……情勢不安の中で】
ドミトリー監禁/ビスケート祭りでウサ晴らし/ゼネストで外に出られない/日本に一時退避せよ/奇跡が起こった/混迷の十九日間
【次から次へと問題が……体当たりの活動】
ちっちゃなデモ行進/おねだり中止大作戦/教師が目覚めた模擬授業/雨季はだるいかったるい/忘れていく日本/来る者と去りゆく者/プロモーションビデオに出演/トラブル続きの引っ越し騒動/授業研究会で大きな手ごたえ/ゴキブリノイローゼ/教科書を変えて教育を変えよう!
【ヒマラヤ山脈に感動!家族旅行とトレッキング】
日本から親友がやって来た/日本から両親がやって来た/日本から妹がやってきた/カラ・パタールトレッキング(前編)/カラ・パタールトレッキング(後編)
【なんとかなるのか?苦悩の日々】
いきなりの講演に大パニック/赤ちゃんをレンタル/日本の指導法が伝わった/ジャグリング芸人参上/携帯電話無法地帯/信頼が音を立てて崩れていった/何もかもが嫌になってきた/ランタントレッキング
【第二の故郷ネパール 惜別の時】
カトマンズに六十二年ぶりの雪/タライ暴動が暮らしを直撃/完成した夢の算数教育書/蛍が運んで来た祖母の思い出/ルールとマナー/クリシュナさんの笑顔/なぜ教師ストライキは起きるのか/幸せってなんだろう/つらい別れの日がやって来た/ネパールよまた会う日まで
【おわりに】
内容説明
ジャグラーで算数教師!?の青年海外協力隊員が見た真実のネパール。小学校教諭としてネパールに派遣され、公立小学校の算数教科書の改定に携わるなど、ネパールの算数教育改善に尽力。大道芸人としてもネパール各地でジャグリングを披露。現地の新聞、テレビでも報道される。王制から共和制へと、激動のネパールで活動した2年間を綴った貴重な体験記。
目次
こりゃ大変だ!ネパールライフ
何すりゃいいんだ?ネパールの学校現場
毎日が驚きの連続!異文化体験
洒落になっていない…情勢不安の中で
次から次へと問題が…体当たりの活動
ヒマラヤ山脈に感動!家族旅行とトレッキング
なんとかなるのか?苦悩の日々
第二の故郷ネパール 惜別の時
著者等紹介
村田誠吾[ムラタセイゴ]
1979年福岡県北九州市生まれ。2002年東京学芸大学教育学部小学校数学科卒業。2005年東京学芸大学大学院教育学研究科数学教育専攻修了。2005年4月~2007年7月青年海外協力隊(派遣国:ネパール 職種:小学校教諭)。ネパールで行った「小学校教諭」としての活動:カトマンズ、バクタプールを中心に、算数の指導法の教師トレーニングや授業研究会を行う/ネパール全土の公立小学校で使う算数の教科書を、ネパールの教師と共に改訂/教師に向けた「ネパールの算数教育の問題点とその改善策(ネパール語版)」を作成。ネパールで行った「大道芸人」としての活動:各地の小中学校で、ジャグリングを披露/日本ネパール国交樹立50周年記念行事で、ジャグリングを披露/ネパールミュージックのCDのPVに出演。現在は八丈島(東京都)にて中学校非常勤講師(数学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ビシャカナ