NSC国家安全保障会議―危機管理・安保政策統合メカニズムの比較研究

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 352,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779113468
  • NDC分類 393
  • Cコード C0031

内容説明

情報の共有・危機管理・政策企画調整の3点の機能を備え、一元的な対応を迅速に行なうことが求められる総合的な安全保障機構としての姿を、アメリカをはじめ、ロシア、中国、英国、韓国、台湾、シンガポール、日本で検証。それぞれの政策制度との関連で特徴を明らかにするとともに、わが国における安全保障機構のあるべき方向性を示唆する。

目次

序章 NSCが注目されるのはなぜか
第1章 米国―国家安全保障会議(NSC)
第2章 韓国―国家安全保障会議
第3章 台湾―国家安全会議
第4章 ロシア連邦―安全保障会議
第5章 中国―中央政治局と中央軍事委員会
第6章 シンガポール―国家安全保障政策形成機構
第7章 英国―内閣委員会と内閣官房
第7章 補論 英国ブレア政権の国家安全保障政策決定過程
第8章 日本―安全保障会議と内閣官房
終章 課題・機能・制度・運用

著者等紹介

松田康博[マツダヤスヒロ]
東京大学東洋文化研究所准教授。1965年生まれ。麗澤大学外国語学部卒業、東京外国語大学大学院地域研究研究科修士課程修了、慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程(政治学専攻)単位取得退学。博士(法学)。防衛庁防衛研究所助手、同主任研究官等を経て、2008年より現職。その間、在香港日本国総領事館専門調査員、内閣官房副長官補付(安全保障・危機管理担当)内閣参事官補佐等を務める。専攻は東アジア研究、中国および台湾の政治外交史、中台関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。