出版社内容情報
本書は、古代ギリシャ哲学からポストモダニズムに至るまで、人類にはかり知れない影響を及ぼした多くの哲学者と重要な思想について、わかりやすく描いている。
内容説明
韓流“教養マンガ”第2弾!「考える葦」であることを忘れてしまった現代人に捧げる永遠のテーマ、「いかに生きるべきか」を問う哲学の歩み。ギリシャ哲学から現代哲学までをやさしく図解。
目次
1. 哲学とは何か―哲学のルーツと意味を訪ねて:2. 古代ギリシャ哲学―西洋哲学の基本的枠組み
3. 中世ルネサンス時代―神学と哲学の調和
4. 啓蒙主義の哲学―デカルトからカントまで
5. 革命時代の哲学―社会変革に哲学の影響
6. 反啓蒙主義の哲学―真の人生の意味を求めて
7. ウィーン学派とオックスブリッジ学派―実用の学問としての哲学
8. 現代社会の哲学―多様な現代哲学の流れ
著者等紹介
李元馥[イウォンボク]
1946年、韓国忠清南道大田生まれ。ソウル大学工学部建設学科卒業後、ミュンヘン大学デザイン学部に留学し、学位取得。現在、韓国・徳成女子大産業美術科教授
尹大辰[ユンテジン]
1949年、名古屋生まれ。中部大学大学院修了(国際修士)。慶北大学大学院大学研究員、名古屋韓国学校教員を経て、現在、名古屋韓国学校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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PDCAサイクル
1
登場人物も多く初めてしった哲学者もいたので内容には満足できた.レヴィ・ストロース,マルクーゼ,ハーバーマスの思想に感銘を受けた.コマ割りを考えればもっと読みやすくなると思う.2016/09/16
山田K
0
急に知識の整理が必要になった時、あると嬉しいチャート的な本。入門にも再確認にも。古代ギリシャから現代までの哲学が時系列で並べられ、主義や思想の継承、批判、時代的背景もよく分かります。上手く要素を取り出して教えてくれているので、頭の中が整理されます。このような本は読み手側が楽を出来る分だけ、書き手側には相当な努力と苦労があるのだろうなと思ってます。感謝します。2016/08/15