出版社内容情報
文禄・慶弔の役から和解へ、鎖国下の往来を描く400年前に始まった朝鮮通信使の防日エピソード。
内容説明
文禄・慶長の役から和解へ。「鎖国」下の交流を描く、400年前に始まった朝鮮通信使の訪日エピソード。
目次
漢城を発つ―朝鮮通信使日本へ
鳥嶺越え―忠清道から慶尚道へ
釜山にて―朝鮮海峡を前にして
対馬の印象―日本への第一歩
申維翰と雨森芳洲―運命的な出会い
新井白石と徳川吉宗―文治から質実剛健へ
北九州・相ノ島―荒れ狂う玄界灘
瀬戸内海をゆく―日東第一の形勝
海路から陸路へ―大仏寺をめぐる対立
箱根越え―京都から江戸まで
江戸の賑わい―国書を吉宗に呈す
ふたたび漢城―二百六十一日の長旅
著者等紹介
片野次雄[カタノツギオ]
1935(昭和10)年、東京都大田区生まれ。30年以上にわたり、民族学的な見地から僻地の取材を行なうかたわら、李氏朝鮮を中心に歴史研究を続ける。95(平成7)年、著述を通して日韓友好に寄与した功績により、大韓民国政府から感謝状を授与された。また山岳カメラマンでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。