出版社内容情報
ドラマ「大王四神記」「朱蒙」がもっと楽しめる三国時代を彩った古代王族・将軍たちの興亡物語。
内容説明
ドラマ「太王四神記」「朱蒙」がもっと楽しめる!三国時代を彩った古代王族・将軍たちの興亡物語。
目次
1 隋の高句麗遠征―煬帝うごく
2 遣隋使をおくる―聖徳太子のなぞ
3 高句麗の「薩水大捷」―乙支文徳将軍の知略
4 大唐帝国の成立―太宗の賢才
5 唐の高句麗遠征―たちむかう淵蓋蘇文
6 朝鮮三国の抗争―新羅の名将・金〓(ゆ)信の士気
7 百済再興への秘策―豊璋の夢
8 白江口の海戦―中大兄皇子の苦悩
9 新羅の朝鮮統一―唐の高宗しりぞく
著者等紹介
片野次雄[カタノツギオ]
1935(昭和10)年東京都大田区生まれ。30年以上にわたり、民族学的な見地から僻村の取材を行なうかたわら、李氏朝鮮を中心に歴史研究を続ける。95(平成7)年、著述を通して日韓友好に寄与した功績により、大韓民国政府から感謝状を授与された。また山岳カメラマンでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aeg55
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母の遺品整理していたら見つけたので読む事にした 大王四神記、広開土大王は、ヨン様の役だったと知る 6-7世紀頃の朝鮮半島通史 通史なので登場人物が多く覚えきれない あまり知らない、という事もあり面白い 隋唐皇帝の思考など、そうなのか?と感じたところもあったが、巻末の鼎談部分に説明がなされており、好感を得た 白江の戦いがあるので大和朝廷側の記述も多い 明治政府により日本書紀/古事記が再生された事もあるが、現代の日本の歪みは、この頃の失策が大元があるという事になろう 思わぬところでの収穫だった2019/03/27